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【劇団出身の声優が語る】劇団のメリット・デメリットと選び方!声優を目指して劇団に入るのも有り

【劇団出身の声優が語る】劇団のメリット・デメリットと選び方!声優を目指して劇団に入るのも有り

「声優になりたいんだけど、劇団ってどうなの?」

劇団員から声優になることも、もちろん可能です。

実際に、劇団出身で声優として活躍している方もいます。

劇団に所属して声優になるというのも、ひとつの手です。

 

ただ劇団は、声の技術を学ぶというより、演技を学ぶところです。

所属したいプロダクションが決まっている方、演技よりも声のレッスンを受けたいという方は、劇団ではなく声優養成所を選びましょう。

 

このページでは、劇団員から声優になった方の経験談を踏まえて

  • 劇団の費用・レッスン
  • 劇団の選び方
  • 劇団のメリット・デメリット

などをまとめています。

劇団出身の声優さんからリアルな体験談を聞いたよ
男性声優
私は劇団からスタートして、放送作家、さらに声優と仕事をしてきました。

現在も現役で声優としてお仕事をさせていただいています。

「へー、そんな道もあるんだな~」と、楽に読んでいただけたら幸いです。

 

劇団とは?

劇団のイメージ画像

劇団とは、一言でいうと「劇場で芝居をする団体」のことです。

数多くのスターを輩出している大手ミュージカル劇団、子役をメインに扱う劇団、いわゆる「小劇場」と呼ばれる小さな劇場をメインに活動する劇団など、そのスタイルは多種多様です。

誰もが知っている劇団だと、「宝塚歌劇団」や「劇団四季」などですね。

また、劇場で芝居をしながら俳優業、声優業の仕事を斡旋してくれる劇団もあれば、本当にこじんまりと趣味的に活動している劇団もあります。

ちなみに劇団とうたっている団体の数は東京だけでも3,000以上、全国で言うと10,000以上あると言われています。

劇団出身の声優さんはもちろん、テレビでよく見かける俳優さんの中にも劇団出身者(現在も所属している方)は多いです。

 

劇団で学べること

私の所属していた劇団は、自分たちですべてを行わないと回らない小さな劇団だったので、本当に様々なことを学びました。

  • 芝居の技術
  • 芝居という世界の厳しさ
  • 劇団の運営
  • 裏方作業全般

 

劇団に入って一番に感じたことは、「舞台・芝居」の楽しさ

ですが、楽しいばかりではなく、芝居だけで食べていくのは相当厳しいということを痛感しました

 

他には、劇団の運営など総合的な芝居の作り方について相当詳しくなりました。

「芝居をするために劇団に入ったのに、劇団の運営を学んでどうするの?」って、話ですよね。

でも小さな劇団の場合は、団員達が裏方作業もこなさないと芝居が出来ないのが現実。

公演をする劇場の予約をして、チラシを作って、チケット作って、衣装作って、小道具作って、セット作って、芝居の稽古…

小劇団は本当にやることが多いです。

でも、みんなで一致団結して作り上げるのが、学生時代のようで本当に楽しいです。

団員同士の結束感とか絆みたいなものが強く感じられるのは小劇団のメリットと言えます。

男性声優
舞台で大成功をおさめた時なんかはもう号泣ですよ、号泣!

 

大手の劇団なら、芝居に集中できる環境が用意されているでしょうし、劇団の運営や裏方作業をする機会はないかもしれませんね。

 

劇団に入るとかかる費用

劇団によって違いはありますが、必要になるのは下記の2種類。

  • 入所費
  • 団費(毎月)

 

入所費

入所費は、劇団に所属する時に必要なお金です。

所属する劇団によって差がありますが、相場は10万円前後ですね。

 

団費

ほぼ全ての劇団で、「団費」という名の「劇団運営費」を支払います。

金額は劇団によって違いますが、平均で月1万円ほど。

団費が安い劇団だと月々3,000円というところもありますし、ベテラン勢は払わなくていいところ、若手は高く払うなど様々なルールがある劇団も多数ありました。

ちなみに私が所属していたところは毎月25,000円でした、ちょっと高いですよね…。

みんなから「団費が高い」という意見があり、話し合いで15,000円になった時期もありますが、結局23,000円くらいに上がりました。

団費については本当に劇団によって全く変わるので、正確にいくらとは言えません。

入る劇団によって金額は違うと思っていてください。

 

劇団のレッスンは週にどのくらい?

劇団は学校ではないので毎週決まった時間にレッスンはありません

劇団によっては先輩方が歌やダンス、エチュード(即興劇)などを教えてくれるところもありますが、私の所属していた劇団ではそのような形のレッスンはありませんでした。

 

私が所属していた劇団の基本的な稽古スケジュールを説明します。

時期 稽古の頻度 稽古時間
舞台本番の
2~3ヶ月前
週2日ほど 3~4時間
舞台本番の
1ヶ月前
週3~4日 4~5時間
舞台本番の
2週間前
毎日 10時間ほど

 

年に1~2回の本公演(劇場での本番)があったので、劇団の稽古は年間で4~5ヶ月間(本公演が年1回の場合は2~3ヶ月間)でした。

あとの期間はほぼ活動していないことになります。

新人の時は、「新人公演」と言う若手のみで行う舞台もあったので、更に2~3ヶ月の稽古期間が加わり、年間7~8月間芝居にたずさわる形になります。

 

劇団の活動がない期間は基本的に自由

劇団の活動がない期間は、他の劇団やユニットの舞台に出演するとか、朝から晩までアルバイトに明け暮れるとか、色々な演劇のワークショップに参加するとか、もう何をするにも個人の自由です。

ちなみにワークショップと言うのは、芝居のいろはを皆で学びましょうという体験型の学習場みたいなものです。

演劇に携わっている方が期間限定でたまに開催します。

著名人の方が開催するワークショップなども多くあるので、気になる方は参加されてみてはいかがでしょうか?

ワークショップは本当に多種多様なので、どこへいっても新しい発見があると思います。

 

劇団は「舞台」が全て!舞台終了後に劇団を去る人も

劇団は舞台を行うためだけに存在する団体です。

舞台終了直後は充実感でいっぱいですが、数日経てば抜け殻状態。

舞台が終わったあとに、

「もう芝居に満足しました!」
「次の劇団に行きま~す!」

という若手もいますし、

「これを最後に田舎に帰ります。」

というベテランなど、数人の団員が公演を終えると同時に劇団を去って行きます

最初は「もう少しいたら?」などと説得しますが、毎回辞めるメンバーがいるのでそのうち慣れてきて、去る者は追わずというスタンスになります。

 

人数が減ったら新たに団員を募集して運営するのが一般的です。

しかし、劇団によっては募集をかけても新人が来ない場合もあり、そういった劇団は

新人が入らない

劇団員の人数少なすぎて劇団がまわらない

集客数があがらず赤字

主宰が劇団やめてしまう

というように解散していくことが多いですね。

劇団を維持していくだけでも結構大変なことなのです。

ですので、長年運営を続けている劇団は人気があるという証拠になります。

 

劇団に入る方法

オーディションのイメージ画像

劇団に入るにはオーディションがあり、それに受かれば所属できます

募集要項は劇団によって様々なので、あなた自身が受けたい劇団の募集要項を確認してみましょう。

また、ミュージカル劇団などは歌と踊りが必須条件のため、歌と踊りの審査が必ずあります

しかし、歌って踊れないからと言ってあきらめてはいけません。

私の友人に、歌って踊れないのに「俺はあのミュージカル劇団に入って歌って踊る俳優になる!」と、歌って踊る劇団のオーデョションを受けて合格した強者がいます。

「良く受かったな」と褒めたたえたところ、彼は「俺の全てを見せた!」と豪快に笑っていました。

きっと「歌えないし踊れないけど、この劇団に入りたい!」という気持ちをストレートに訴えたのだと思います。

その熱意に劇団サイドが心を打たれ、彼を合格としたのでしょう。

このようなことが現実にはいくらでもあります。

だから受ける前から諦めてはいけません。

入りたい劇団があるのならその劇団を狙っていきましょう。

なんにでも言えることですが、限界を自分で決めないことです。やる前から自分でストップをかけていてはなにも始まりません。

 

劇団の選び方

悩んでいる男性のイメージ画像

劇団選びのポイントは下記の4点。

  • 好きな劇団(入りたい劇団)から選ぶ
  • 憧れの役者さんが所属している(所属していた)劇団で選ぶ
  • 気になる劇団の公演を見て、その印象から選ぶ
  • 将来的にどんな役者になりたいのか(俳優になりたい、声優になりたい等)で選ぶ
  • 徹底的に芝居について学びたいなら老舗の劇団

 

所属したい劇団が決まっている方、将来どんな役者になりたいか具体的に決まっている方は、劇団選びもスムーズです。

候補となっている劇団のオーディションをどんどん受けていきましょう。

 

好きな劇団・憧れの役者さんが所属していた劇団から選ぶ

劇団に所属する多くの方は、もともと入りたい劇団が決まっていたというパターンが多いでしょう。

先程「劇団に入る方法」の部分でお話した私の友人のパターンですね。

劇団の主宰が好き、演出が好き、脚本が好き、好きな俳優がいるなど、その劇団に対する想いがある方は、そのままの勢いで好きな劇団のオーディションを受けましょう。

勢いや熱意は本当に大切で、「できようができなかろうが関係ない。私はなんとしてもその場所に行く!」という気迫や心意気のようなものが自然とにじみ出ます。

「熱意ややる気もすごいし、なんだか気になる存在だな」と審査員に感じさせることができれば、合格はもらったようなもの。

 

「好きこそ物の上手なれ」という言葉もありますが、自分の憧れの劇団に所属できたり、憧れの人がいることはモチベーションのアップにも繋がります。

あの人のようになりたいと言う気持ちが成長につながることもあります。

 

気になる劇団の公演を見て、その印象から選ぶ

気になる劇団がたくさんあって迷っている方は、実際に公演を見て雰囲気を感じ取るのがおすすめです。

実際に劇団の公演を見てみると、事前に収集していた情報・イメージと違う場合もあります。

たくさんの候補の中から絞り込むには、公演を見て自分に合うかどうか判断していくのが一番でしょう。

 

将来的にどんな役者になりたいのか決まっているなら、「劇団の属性」で選ぶ

自分の目指す道がわかっている方は問題ないと思いますが、劇団の属性については先に調べておく必要があります。

属性と言うのは、例えば下記のようなもの。

  • 顔出し俳優系の劇団
  • 声メイン俳優系の劇団

 

同じ「芝居」と言えど、方向性が少し違います。

 

顔出し俳優系の劇団

顔出し俳優系の劇団は、ドラマなどで活躍されている方が所属している劇団のことです。

この系統の劇団には「ドラマや映画」などの仕事が舞い込む場合があります(ドラマなどの顔出し系の仕事に強い事務所とつながっている可能性があるため)。

ですので、「将来ドラマや映画に出たい」とお考えの方は、ドラマなどで活躍されている俳優、またはドラマを書かれている演出家、脚本家が所属している劇団を選びましょう。

 

声メイン俳優系の劇団

声メイン俳優系の劇団は、いわゆる「声優」の方が所属している劇団のことです。

この系統の劇団には「アニメや洋画の吹き替え」など、声に関する仕事が舞い込む場合があります(声に強い事務所とつながっている可能性があるため)。

将来、「声優」として食べていきたいとお考えの方は、「声優」として活躍されている方々が所属している劇団を選びましょう。

 

私の場合は、「声メイン俳優系の劇団」に所属していたということになります。

そのため、私は現在「声優」兼「放送作家」としてお仕事をさせていただいております。

男性声優
この劇団に入らなかったら、声優としての仕事はなかったでしょう

 

徹底的に芝居について学びたいなら老舗の劇団を選ぶ

ただ純粋に、芝居についてしっかりと1から10まで知りたい、学びたいという方は「〇〇座」など誰もが知っている歴史のある「老舗の劇団」を視野に入れてもいいかもしれません

「老舗劇団」ともなると、営業部や経理部などの部署から、照明部や衣装部など舞台裏の制作部署、そして所属俳優がいる俳優部といった形で普通の会社同様の運営がなされています。

「老舗の劇団」にすすめば、劇団の運営から裏方の仕事まで、芝居のみならず多くの事を学べる機会があると思います。

もちろん現場に出られる機会も小規模劇団よりも圧倒的に多いです。

また「顔出し」や「声」にしばられず、分け隔てなく多種多様の仕事が豊富に来ますから俳優として貪欲に行きたいなら「老舗」を選ぶべきだと思います。

 

所属したい劇団がひとつに決められない方は、片っ端から受けてみるのもあり

どうしても決められないという方は、気になる劇団のオーディションを片っ端から受けて、受かったところに行くのもいいでしょう。

たくさんの劇団がありますから、実際に入ってみて合わなければ次へ、そうやって自分に合う劇団を探すのもひとつの方法です。

 

どの劇団が良いのか全くわからない・判断できない方は下北沢で公演を見る

「気になる劇団が全く思い浮かばない」という方は、単純に情報が不足している場合が多いです。

まずは、劇団について情報収集するところから始めます。

  • 下北沢でフライヤーを見て、公演のチケットをとる
  • 公演を見て少しでも気になる劇団があれば公式ホームページなどをチェック

という流れで、いろいろな劇団を知っていきましょう。

 

下北沢は誰もが知る芝居の街です。

関東近辺にお住まいなら、実際に足を運んでみることで得られるものはたくさんあるはずです。

街のいたるところに芝居小屋があり、各劇場の前には公演している劇団のフライヤー(チラシ)が必ずあります。

フライヤーのイメージ、舞台のあらすじなどを見てフィーリングのあう劇団が見つかれば、その劇場で当日券をゲットして観劇してみてください(ただし、売り切れている場合もあります)。

どの劇団も飛び込み大歓迎なので、観たい作品のチケットがあれば、すぐに観られるはずです。

ただし、人気の劇団は別です。

人気の劇団はまず飛び込み不可能、当日券はほぼ出ません。

人気劇団の場合は事前にチケットの予約をするなど、しっかり手順をとって観劇してくださいね。

 

近くに舞台などの公演が見られる劇場がない方は、本やネットから色々な劇団の情報をチェックしましょう。

舞台本番の映像や企画動画を公開している劇団も多くあり、参考になると思います。

 

私が劇団を選んだ理由

「選ぶポイント」のイメージ画像

ちなみに、私が劇団を選んだ理由は、

  • 劇団の主宰が超有名なベテラン声優だったこと
  • 「1期生募集」という文字にひかれたから

ですね。

劇団がどんな活動をしているのかも全く知らずに、ただ応募してオーディション(即興の芝居と面談)を受けて合格しました。

 

劇団で得られるメリット

劇団のメリットは本当に数えきれない程にあります。

私が思う「主なメリット」をザっと挙げてみました。

劇団のメリット

  • 芝居の楽しさ、厳しさを知ることができる
  • かけがえのない仲間たちと出会える
  • 横のつながりが出来る(他の劇団の皆との交流など)
  • 将来の仕事につながる
  • 「継続は力なり」を肌で実感
  • 色々な役を演じることで、色々な自分を発見できる
  • (恋愛ものの芝居をすることで)いくつになっても恋ができる
  • みんなでひとつのものを作り上げるので、充実感、達成感を得られる
  • 手先が器用になる(小道具作りで)
  • 大工仕事が上手くなる(舞台のセット作りで)

まだまだ沢山ありますが、このあたりにしておきます。

 

私に関して言えば、まず一番に「師匠」と呼べる人間と出会う事ができました

そして苦労を共にし、同じ釜の飯を食った仲間たちに出会えました。

放送作家、声優になれたことも劇団のおかげです。

劇団がなければ今の私はなかったですし、劇団に入って本当によかったと思っています。

 

劇団のデメリット

劇団のデメリット

  • 変人が多い
  • 下積みがきつい

特に思い浮かばないのですが、しいていえばこれくらいですかね。

 

私が知る色々な劇団(私の劇団を含む)をみても、劇団の中に必ず一人は尋常ではない勢いの「変人」がいます

たとえば…

  • アル中の人
  • 劇団のお金をむさぼって生活している「劇団の団長」
  • 借金が沢山あることを自慢している「借金マン」
  • 劇団のお金を盗んでトンズラするような泥棒
  • パワハラ、セクハラが当たり前の演出家
  • バツ7(離婚歴が7回ある)という人

などなど、かなりの「変人」が存在します。

バツ7(離婚歴が7回ある)の人はすごくいい人でしたが、それ以外は関わりたくないような方々でした。

このように、面倒な人間が多くいることはデメリットかもしれませんね。ほんと劇団内に必ず1人はいます。

男性声優
変人が身近にいると、変人を演じるうえで役に立つこともあります

 

下積みがきついのは劇団の限らず、どの業界もそうですよね。

私の場合は「1期生募集」の文言を見て劇団に入ったので、「1期生なら先輩もいないし、すぐ舞台に立てる!」なんて思っていました。

しかし、実は「1期生」と言うのは「養成所の1期生」のことでして、「劇団員」の先輩は沢山いたわけです。

しかも芝居経験がない私は実力がないので舞台には出られない。

芝居経験のある同期達はドンドン舞台に立っていく。

それをただただ眺めているだけの日々。

自分は公演のたびに受付まわりやチケットのもぎりをやるだけ…キツかったですね。

一番悔しくてキツかったのは「チケットノルマ」でした。

ウチの劇団にはチケットノルマがあり、売れなければ自腹。

自分が出ていない舞台のチケットを売るのは、とてもむなしかったです。

友人に売るときも、「俺、出ないけど来てよ」と言ってチケットを売ったときの悔しさと悲しさ。

そして、それでも「いいよ」と買ってくれた友人たちの心の温かさ。

チケットの自腹なんかより正直これがキツかったですし、今思い出しても泣けてきます。

「自分が出ない舞台のチケットを売る」これは劇団入ってキツかったことナンバーワンですね。

でもツラかったことを含めて色々経験したからこそ今の私があるので、ツラかった経験を与えてもらえたことに感謝しています。

 

劇団に関する よくある質問

疑問に思っている人のイメージ画像

働きながら学ぶことは出来る?

働きながら学ぶことができるかどうかは、劇団によって様々ですね。

趣味的に劇団を運営しているところなら大丈夫でしょうし、社会人向けに土日のみのレッスンを設けて芝居を教えている大手劇団もあります。

社会人の方は、まず軽く手始めに社会人向けのレッスンをしてくれる劇団がいいかもしれませんね。

探せば結構あるのでネットで調べてみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに私の劇団は、働きながら学ぶことができない劇団でした。

というのも舞台の稽古から本番の公演まで、すべてが平日にかぶるので、会社勤めの方にとってはスケジュール的に難しいです。

うちの劇団員たちは全員、休みの融通が利くアルバイトをしながら劇団の活動を並行していました。

 

余談ですが、私が尊敬する先輩声優に元サラリーマンがいます。

その方は最初、大手劇団で土日だけのレッスンを受けていたのですが、ある日突然「俺、芝居で食えるんじゃねえか」と思ったらしく、そのまま会社辞めて劇団に所属しました。

そして、そのまま飛ぶ鳥を落とす勢いで売れっ子役者(声優)となり、今も第一線で大活躍しています。

趣味でもいいのならば社会人をしながらでも活動できる劇団は豊富にあります。

ですが、のちのち役者を本業としたい方は社会人として働きながらの活動は難しいでしょう。

自分が進むべき道に合う劇団を選んでいただければと思います。

 

劇団について【まとめ】

すこし長くなってしまいましたが、経験談を踏まえて劇団についてまとめてみました。

劇団から俳優になる道もありますが、劇団から声優になる道もあります。

例を挙げると、宮野真守さんや浪川大輔さん、小野賢章さん、入野自由さんなどは、劇団に所属して子役の頃から活躍していました。

朴路美さんも劇団出身の方ですね。

 

声優として仕事をするうえで演技力(舞台の経験)は必ず役に立ちます

今回お話をうかがったベテラン声優さん(兼 放送作家)も、劇団に出会えていなければ声優への道に進むことはなかったかもしれません。

劇団に入ったことで、人生が変わったと言っても過言ではないですね。

「声優」を目指すための選択肢のひとつに劇団という道もあると知っていただければ幸いです。

男性声優
最後まで読んでいただき、ありがとうございました

 

 

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