仕事内容

フリー声優と事務所に所属している声優の違い

更新日:

フリー声優と事務所に所属している声優の違い

声優には大きく分けて2種類の働き方があります。

1つは事務所に所属する方法、もう1つはフリーとしてお仕事をする方法です。

どちらも声優としてのお仕事はできますが、声優になりたいと思っている方は、まず事務所所属の声優を目指しましょう。

このページでは、フリー声優と事務所に所属している声優の違い、なぜ事務所所属の声優を目指すべきなのかを説明していきます。

 

 

事務所に所属している声優とは?

声優はどこかの事務所や劇団に所属していて、現場に派遣されてくることが多いです。

きちんとした事務所であれば、日本俳優連盟(日俳連)という団体への加盟が義務付けられており、「預かり」を経て査定に合格して事務所に所属することが決まれば、日俳連の会員となります。

声優になりたい人は間違いなく学校や養成所に通い、事務所に所属することを目指すべきです。
そのあとで、「成り行きや、一身上の都合でフリーになる道もあるかもしれない」という感じでとらえておいてください。

 

スポンサーリンク

フリー声優とは?

近年、フリー声優にもいろいろなパターンが出てきました。
おおまかに分けて3パターンあります。

  1. 事務所所属からフリーになった人
  2. 事務所に所属したことはなく、フリーでやっている人
  3. 登録制の事務所や制作会社に登録している人

それぞれの特徴を大まかに説明していきます。

 

フリー声優のパターン① 事務所所属からフリーになった人

ひとつ目は、昔からあるような「事務所に所属していてその後フリーになった」という場合。

事務所を移籍する時は、いきなり移るわけにはいかないので、ある程度フリーの期間を経てから移るのが一般的です。

レギュラーをたくさんかかえていたけれど、なんらかの事情で自ら事務所を辞める人も結構多く、その後フリーになり、10年後、20年後にまた違う事務所に所属するケースもあります。

また、「預かりから事務所所属に上がる査定で落ちて、他の事務所に入ることも出来なかった人」がフリーで続けている場合もあります。

ひとくちにフリーといっても、様々な事情の人がいるのです。

フリーの人は仕事が入れば台本を取りに行ったり、スケジュールの管理をしたり、経理関係の書類も自分で作ったりと、今まで事務所がやってくれていた事をすべて自分一人でやらなければなりません。

自分でやるのでマネージメント料は不要ですが、「マネージメント料払うから誰か代わりにやってほしい」と思うくらい大変です。

補足説明

事務所に所属していても確定申告は自分でしなければなりません。
源泉徴収票が送られてくるので毎年3月中旬までにやりましょう。

事務所とは専属契約を結んでいるだけなので、社員というわけではなく個人事業主扱いです

普段から、レシートではなく宛て名が書かれた領収書をきちんともらっておいてください。

消費税はギャラと一緒に振り込まれているかと思いますが、年1,000万円以上稼いでいなければ納付しなくても大丈夫です。

確定申告は大変なので、年収がかなり多くなってきたら税理士さんにお願いしている人もいます。

 

フリー声優のパターン② 事務所に所属したことはなくフリーでやっている人

今はフリー声優を名乗る人がものすごく増えてきていますが、声優には資格がないので自分で自称して1円でも稼げば、「フリー声優」という感じの風潮があります。

どう名乗ろうと個人の自由ですし、1円でもお金を稼ぐ以上は立派なお仕事です。

ただ、声優として食べていきたいのであれば目指すべきところはフリー声優ではありません

きちんと学校や養成所に通って学び、まずは事務所に所属する声優を目指してください。

 

フリー声優のパターン③ 登録制の事務所や制作会社に登録している人

事務所に所属するということは、事務所を通さずに仕事をすることはもちろんタブーです。
専属契約なので、ほかの事務所に所属することもできません。

登録制の場合、いろいろなところに登録することができます。(例えば有名なところだと「Voip!」など)

しかし、テレビのお仕事(アニメ、洋画など)がしたいとか、売れたい、稼ぎたい、アイドル声優になりたいなどの目的があるのであれば、登録制のお仕事はおすすめできません

おそらくそういった仕事は皆無だと思われますし、そもそも仕事量も少なく価格も安いと思って間違いないでしょう。

 

なぜ事務所に所属している声優の方が良いのか?

事務所に所属しない個人が、テレビ局や制作会社に乗り込んで売り込むことはできないと思っていいでしょう。

事務所やマネージャーにはテレビ局や制作会社とのパイプ・古くからの付き合いがあります。

事務所自体が作品や番組を企画したり、制作している場合もあり、その場合は直属の事務所に所属している声優を起用することが多いです。
端役なども、ほとんどがその事務所から入ることになりますし、制作だけでなくスタジオを持っている事務所もあります。

 

一般的な制作サイドとしては、「事務所に所属している声優=ある程度実力を保証されている人」と考えます

事務所に所属しているということは、何百人の候補生の中から事務所が選んだ人材で、さらにその中から選抜してお仕事に派遣されているからです。(近年、事務所が乱立して必ずしもそうではなくなってきましたが、それでも制作側が利用する事務所はこれまでにお付き合いのある事務所であることが多いです。)

やはり声優になるためには、まずは事務所に所属する以外に道はないと思ってください。

 

スポンサーリンク

フリー声優と事務所に所属している声優の違い まとめ

よくテレビなどで紹介されているような声優のお仕事がしたいのであれば、事務所に所属していないと厳しいのが現実です

対応力や適応力、柔軟性などは、厳しい現場での経験から生まれるところが大きいのも事実。

事務所に入ったあとでもフリーになることはできるので、まずは事務所に所属してひとつひとつ経験を積み、実力をつけましょう。

みなさんが想像しているより厳しい世界で、声優としての仕事がもらえなければ何も始まらない業界なのです。

 

 

-仕事内容

Copyright© 【声優養成所・専門学校を比較】おすすめランキングで紹介|声優になりたい方の応援メディア「声優ねっと」 , 2019 All Rights Reserved.