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オーディションの受け方・服装・内容や対策方法

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オーディションについて(オーディションの受け方・服装・内容や対策方法)

声優のお仕事をするうえで避けて通れないのがオーディションです。

オーディションを受けたことがない人は、いったいどんなことをするのか、どうしたらいいのか心配だと思います。
知らないと緊張してしまい、自分の力を出し切れずもったいないです。

今回はオーディションについて現役声優さんにお話を聞きましたので、その内容を紹介していきます。

 

 

オーディションの受け方

大きく分けて下記の2パターンがあります。

  • 養成所(または専門学校)や事務所経由でオーディションが入ってくる
  • 自分で調べて応募する

 

養成所(または専門学校)や事務所経由でオーディションが入ってくる

事務所に所属していたり養成所に通っている場合は、そこからオーディションの情報が入ってきます。
専門学生などは学校経由、または学校と関連のある事務所経由ですね。

事務所に所属している方は、公募されているオーディションは自分で受けられますが、それ以外のオーディションは自分の意志とは関係なくマネージャーが選抜します。

「今度○○のオーディションがあるから○○に行って」と指示されることもあります。

いつどこでどのようなオーディションが入って来るかはわかりません。常に準備しておきましょう。

 

アニメの場合、番組改変期がだいたい4月、7月、10月、1月頃にあるので、放送の1ヶ月前には収録が始まります。
そのため、放送の2~3ヶ月前にオーディションが集中します。

声優さんの中には、マネージャーに「○○の作品がアニメ化したらオーディション受けてみたいな」というようにアピールしておく方もいます。

確実に受けさせてもらえるわけではありませんが、選抜するときに思い出してくれる可能性もあるので、どうしても受けたい作品がある場合は試してみるのも良いと思います。

 

自分で調べて応募する

どこにも所属されていない方は雑誌やネット経由で調べて受けるという形になります。

大々的なオーディションになればポスターなどの宣伝広告もドカーンと出ますので、そちらの応募要項を確認して応募する形もあります。

 

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オーディションの種類とは?

まずオーディションというものには大きく分けて3つあります。

  1. 養成所に入るためのオーディション
    セリフ、パントマイム、朗読、音感、一般常識などの中から行われることが多い
  2. 事務所に所属するためのオーディション
    事務所によりますが、CMなどのナレーションとセリフであることが多い
  3. 事務所や劇団に所属している人が受けるオーディション
    作品や番組などに関係のあるセリフやナレーションでオーディションを実施

 

今回は、「事務所や劇団に所属している人が受けるオーディション」について、より詳しく説明していきます。

 

事務所や劇団に所属している人がお仕事をもらうために受けるオーディションは、仕事内容によって大まかに分けると下記の4種類です。

  • 番組出演者系オーディション
  • ゲーム系オーディション
  • 舞台系のオーディション
  • 歌やダンス系オーディション

洋画の場合はほとんどオーディションはありません。

 

たくさんオーディションを受けるのは良いことです。

反対に、「興味のない仕事のオーディションは受けません」という方は、その考えを捨ててください。

今、声優業界に垣根は存在しません。
歌って踊れる方、声優のみならずドラマや映画に俳優として出演される方など、いろいろな働き方をする方が増えています。

声優一本でやっていける方は、よほどの才能がある方だけです。

自分で自分の幅を狭めるような真似だけは決してしないようにしましょう。

もし、仕事を選びたいのであれば、まずは売れてからです。

 

番組出演者系オーディション

テレビやラジオなど様々な番組の出演者募集オーディションです。
番組MCやアシスタントなどを募集します。
アニメのオーディションやナレーションのオーディションもこの部類です。

アニメのオーディションだと、だいたい6役くらいがオーディションで選ばれます。
1役を数十人で争うこともあれば、ビッグタイトルだと百人単位の人が受けるオーディションもあります。

 

ゲーム系オーディション

ゲームのキャラクターを担当する声優陣のオーディションです。

 

舞台系のオーディション

劇団員の募集や舞台の出演者募集などがこちらにあたります。
もちろんミュージカルも含みます。

 

歌やダンス系オーディション

文字通り、歌える人と踊れる人を募集します。
稀に歌の経験もダンスの経験もないにも関わらず、このようなオーディションが舞い込んでくる場合があります。

 

オーディションの服装・身だしなみ

服装事務所所属オーディションの時とは違い、眉をしかめられるような服装でなければ何を着て行っても問題ありません。
みなさん普段どおり思い思いの格好をしています。

たとえば

  • おしゃれをしていく人
  • 演じるキャラクターの雰囲気に合わせる人(コスプレではありません)
  • 覚えてもらうために、あえて目立つ服装を意識する人
  • 前の現場からそのまま来たので普段通りの服装の人

など。

男性だからこれ、女性だからこれという服装はなく、一般常識の範囲です。
髪型や服装に関しては、男女共に清潔感は大事ですし、女性であればナチュラルメイクが良いと思います。

服装は自由ですが、歩くたびに音がなるようなものはNGです。

あらかじめ衣装が指定されている場合は、指定された服装でオーディションを受けましょう。

 

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オーディションの内容・流れ

オーディションの種類によって若干の違いはありますが、ほぼ全てのオーディションに言える事は「何をするのかは行ってみないとわからない」という事

オーディションは、これから封が切られる作品に携わるメンバーを募集するものです。
資料の流出を防ぐために、事前に情報公開することを控える傾向にあります。

もうすでに情報が解禁された作品の募集があったりしますが本当に稀です。
封切りの後に行われるオーディションは年に1本あるかないかですね。

 

テープオーディション

テープオーディションとは、事前に収録した音声をもとに審査することです。
提出したボイスサンプルなどをもとに、1次審査を行なうことがあります。

最近は、この「テープオーディション」がとても増えてきています。

事前に「受ける役」や「台本」を確認し、時間をかけて収録する事が可能です。

通常のオーディションとは違い、自分のホームスタジオ、事務所、自宅などでリラックスしながら収録できますし、失敗したら何度も撮りなおすことができるので、オーディションを受ける側としてもありがたいです。

 

アニメのオーディション

アニメのオーディションの場合は、数日前~前日までにキャラ表とセリフが書かれた原稿(あれば大まかなストーリーなどの概要が書かれた資料)が渡されます。

内容を把握するために、自分で原作を購入して読んでおく人もいます。
これは読みたい派と読みたくない派(知らないままの方がいい)に分かれるので、人それぞれです。

当日は、クライアントから作品や役柄について説明があればそれを聞き、ブースに入り、マイクの前で事前に渡されていた原稿を読むことになります。
たいていは一人で読みますが、まれに掛け合いの時もあります。

セリフはそのキャラクターをよく表しているようなものが多いです。

ブースに入ったら、何らかの指示の後にQランプがつき、「所属事務所名・名前・役名」を言ってからセリフに入ります。

1回読んでみて、「もう少しこんな風に読んでみてもらえますか?」などの要望があった場合は、それに沿って2度目の演技をします(要望がない場合も有り)。

現場で「ちょっとこっちも読んでみてよ」と言われ、受けたキャラクターとは別のキャラクターに決まることもあります。

収録が終了したら後日、収録した音声をもとに音響監督とプロデューサー、場合によっては原作者が相談して配役を決定。

 

ゲームのオーディション

ゲームのオーディションはアニメのオーディションとだいたい同じです。

アイドル系のゲームだったり、ゲームだけではなく実際に歌うことがあるキャラクターの場合は、事前にカラオケなどで歌を録って提出することもあります。

当日、オーディションの際にビデオカメラが回っていることもあります。

ビッグタイトルのゲームの場合、情報流出の対策が徹底していて、事前に受けるキャラクターなどは一切知らされず、キャラ表もない状態です。
当日現場でキャラ表やセリフ原稿を渡されて、数回読んだあとにすぐオーディションを受けることもあります。もちろん、読んだ原稿などは回収され、持ち帰りは厳禁。

 

オーディション合否までの審査期間

オーディションの合否が出るまでの期間は本当に様々です。

2次、3次、4次と、長いスパンで行われるオーディションもありますし、その場で合否が出るオーディションもあります。

めぼしい人が見つからなかったり、オーディションの方針をいちから見直して再度やり直す場合もあります。

大抵はオーディションを1日(数分から数十分)受けて、後日、合否の連絡をいただく場合がほとんどです。

合否の連絡についても手紙や電話、メールなど様々です。

結果については、事務所から業務連絡のついでに教えてもらったり、マネージャーに聞いたり、メディアで発表されて周りの人の方が先に知っている場合もあったりします。

一つ言える事は、2次・3次と長いスパンで行われるオーディションは、ほぼ超最高レベルの作品だと言う事。
そんな大役をつかむことが出来れば人生が変わると思います。

 

オーディションの倍率は?応募者は新人からベテランまで幅広い?

オーディションの倍率はケース・バイ・ケースです。

人生が変わるかもしれないくらい大きな役を取り合うオーディションなら、応募人数の総数は何千人、何万人という規模になります。
そこから一気に数百、数十の単位に絞り、最終的にはたった1人を決めるわけです。

 

ただ、倍率が高くても低くても選ばれるのはたった1人です。

ライバルが何千人もいるとか1人しかいないとか、そんなのは全くオーディションには関係のない事で、オーディションの先にある役は1つのみ。
その1つを全力で取りに行く!やる事はそれだけです。

 

オーディションでアピールできるような特技を身につけるべき?

結論からいうと絶対身に着けるべきです!

面白い特技をすれば審査員の方に覚えてもらえる可能性が高くなります。
審査員の記憶からス―って消えちゃうようなオーディションを受けるぐらいなら最初から受けない方がいいです。

名前だけでもいい、顔だけでもいい、特技だけでもいいから覚えてもらう事が重要

オーディションは時間が限られているので、身につけるのであればサクっと出来る特技がいいと思います。

実際に見たことがあるのは、王道のモノマネとか、「けん玉」などの道具を使った特技、あとはバク転をやっている方もいました。
声とは関係ありませんが、確実に印象に残ります。

 

オーディションに落ちても落ち込む必要はない

オーディションで仕事をもらえるかどうかによって収入が左右されるので、非常に重要であることは言うまでもありません。

希望していた役に落ちても、違う役で仕事をもらえることもありますし、もし落ちてしまても深刻に落ち込む必要はありません。

オーディションというものは1役に1人しか受からず、大半の人が落ちるわけです。

現在活躍している有名声優さんにもオーディションに落ちた経験は必ずあります。
いくら実力があっても、向こうのイメージする役に合う合わないもありますし、いちいち落ち込んでいては身が持ちません。

それよりも、一度反省したら「次はうかってやる!」と気持ちを切り替えていくことが大切です。

 

 

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