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声優の仕事「アフレコ」とは?収録時に注意しておきたいこと

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アフレコとは?

最近では幅広い分野で活躍されている声優さんですが、やはり声優さんの仕事と言えば「アニメに声を吹き込むこと」ですよね。

実際に声を録音する作業を「アフレコ」と言います。

聞いた事のある方がほとんどでしょうし、テレビ番組などで現場の様子が放送されていることもあるため、大体の雰囲気も想像できるかもしれません。

そこで今回は基本的なアフレコについての知識に加えて、更に1歩踏み込んで、

  • アフレコ収録のときに気をつけたいこと
  • 収録後の編集で出来ること・出来ないこと

なども説明していきます。

なお、この記事を書くにあたってレコーディングエンジニアの方にお話をうかがいました。
声優のお仕事をするうえで、関わる機会が多い職業の方だと思いますので参考にしてみてくださいね。

 

 

アフレコ現場の収録方法

アフレコというものについて、基本的なことをお話します。

まずは収録方法についてです。

アニメのアフレコの場合ですと、一般的には収録ブースにキャスト全員で入り、目の前に流れている実際のアニメ映像を見ながら自分の出番でマイクに向かうという方法が多いです

会話が多いアニメの場合、別々で収録すると会話相手との温度感が食い違ってしまっていたり、違和感が出る恐れがあります。

会話間の「間」も声優さんの技術の一つです。

これは実際に相手がいないと中々再現できませんよね。

そういった意味でも、現在はこちらの方法で収録することがほとんどです。

新人のうちは台詞量も少なく、待機していることが多くなるかと思いますが、先輩声優さんが収録しているのを同じブース内で見ることが出来ます。どんどん良いところは吸収していきましょう!

 

キャストごと、もしくは台詞ごとに個別で収録することもあります
技の名前やゲーム中のキメ台詞など、同じセリフを色々な場面で使いまわすことが多い場合(主にゲームなど)は、この収録方法です。

 

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アフレコ収録時の持ち物は?

アフレコの現場には声優さん以外にもスタッフさんがいますので、声優さんが収録しやすいように、大体のものは準備していただける場合がほとんどです。

例えば「当日に台本を忘れてしまった!」という場合も予備がありますし、飲み物やのど飴なども大体現場にあります。

ただ、台本を忘れると自分で書き込みなどをしていたものが見られませんし、喉はデリケートなものですから、飲み物やケアするものもご自身で愛用されている商品の方が良いかもしれません。

他にも長時間の現場にはお弁当が出たりと、至れり尽くせりな部分もありますが、その分仕事はバッチリ決めたいところですね!

 

アフレコ現場での注意点

アフレコ現場での注意点

ここでは多人数で収録する際にブース内で気をつけるべきことをお話していきます。

特に下記のようなミスには注意しておきたいところです。

  • 待機中の物音
  • セリフ抜け

 

待機中の物音

待機中の物音はご法度です

他のキャストさんが喋っているときに物音を立ててしまうと、そのテイクはNGになってしまいます。

「苦戦していたパートをやっと収録できた!」と思ったら周りのせいでNGになってしまうのですから、ご本人も気分が良くないですよね。

そんなの声優なんだからわかってるよ!

と気をつけていても、実は結構多いミスです。
一番多いケースが途中の入退出のとき

トイレなどで、やむを得ずブースを離れたりすることもあるかと思いますが、「今誰も喋っていないから大丈夫かな、出番もしばらく無いし...」と安易に席を立ったり、収録中のブースに入ったりすると実は収録中だったということがあります。

ブースの外からは談笑しているように見えても、実は会話シーンの収録中だったということもありますし、常に「今収録しているかもしれない」と細心の注意を払いましょう。

アフレコで使用されているマイクは、普段カラオケなどで使っているマイクに比べて集音性が非常に高いです。
ブース内の全ての音を拾ってしまうくらいに思っていて良いでしょう。

 

セリフ抜け

会話部分の収録中に、自分のセリフを見落として会話がストップしてしまうと全員で録り直しになってしまいます。

収録には台本をブースに持ち込めるから大丈夫!

と思っている方も多いですが、頻繁に起こります。

たとえ台本を丸暗記するほど練習していたとしても、当日に台詞が変わることも少なくないです。
きちんと会話を追って対応していきましょう。

驚かすような書き方になってしまいましたが、実際によくあることなので、たった1回のミスで怒られることはありません。

ただ、同じ部分を何度も失敗したり、別の場面でも同じミスを繰り返してしまうと「集中できていないのかな」という印象を与えてしまいます。

 

 

他にも細かなルールがスタジオごとにあると思いますが、やはり1番やってはいけないのは収録中に物音を立ててしまうこと。

収録現場は他のキャストさんやスタッフさんなど、大勢の方のスケジュールを調整して行っていますし、何よりチームワークがとても大事です。

はじめのうちはスタジオやブースの雰囲気に慣れないと思いますが、収録に呼んでいただいている以上はプロ声優ですので、最低限のルール、マナーは守りましょう。

繰り返しのミスは現場全体の雰囲気も悪くなってしまうだけでなく、何よりご自身が収録しづらくなってしまいます。
せっかくの収録現場で、本来の力が発揮できないのはとても勿体ないです。

 

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収録後の編集では何ができるの?

収録後の編集

よく「後で編集で直します」と聞きますが、どこまで編集可能か知っていますか?

これを知っておくとスタッフさんとの意思疎通がしやすくなりますので、頭に入れておくと良いと思います。

できること

  • タイミングをずらす
  • セリフ間の「間」を伸ばす、詰める
  • セリフの前半と後半で別のテイクを使う

など

できないこと

  • 喋るスピードを変える
  • 会話中、後ろの雑音だけ取り除く
  • 部分的に別のテイクを使う

など

 

出来ること

基本的に無音部分(しゃべっていない部分)は、カットしたり繋ぎあわせたりすることが比較的簡単に出来ます

収録中に物音を立ててしまうというミスがあっても、無音部分に入っているのなら編集で消すことが可能です。

やり方によっては、短いセリフの無音部分を繋ぎ合わせて、1つの長いセリフに編集することもできます。
その場合は、前半と後半で声のトーンやテンションが違っていると違和感がでてしまうので技の見せどころです。

 

出来ないこと

喋るスピードを変えるなども、出来ないことはないですが、どうしても不自然な仕上がりになってしまいます。

「テープの早回し」を想像してもらえるとわかりやすいですね。
スピードを変えると音程まで変化してしまいます

編集にも限界があり、無理してごまかそうとするとよりは素直に録りなおした方が良いです。

 

編集で出来ること・出来ないことはボイスサンプルの収録でも基本的には同じです。
新人声優さんは収録の雰囲気に慣れるためにも、定期的にボイスサンプルの収録をしておくと良いと思います。

 

アフレコ収録について【まとめ】

アフレコはボイスサンプルの収録と通じるところもあります。
決定的に違う点はチームプレーがあるかないか。

アフレコ収録では一緒に収録する声優さん以外にも、大勢の方が動いています。

はじめのうちは緊張もしますし、収録スタジオ毎にルールがあったりして、戸惑うことも沢山あるかと思います。
ですが、最低限のマナーやルールを守り、一つ一つこなしていけば全く問題ありません。

自分のことでいっぱいいっぱいになるよりも、先輩の演技を間近で見れるのですから「何か一つでも勉強して帰ろう」くらいに思ってのぞみましょう!

 

 

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